Item
日本酒を注いだり、麺つゆを入れたり。日々の生活に使える極上の道具。【 古代朱 4寸片口 】作:畠中昭一(現代の名工)工房:古代匠(越前漆器)
◆商品詳細◆
「古代朱 4寸片口鉢」
作者:畠中昭一 工房名・古代匠(越前漆器)
■寸法
直径15cm(口込み)径11.8cm 高さ8.7cm
■重さ
176g
■容量
180cc(8分目)
■材質・質感
木、本漆 しっとり
■産地
福井県鯖江市 / 越前漆器 日本
■対応機器
※食器洗浄機 不可X ※電子レンジ 不可X ※オーブン 不可X ※直火 不可X
■おすすめ用途
酒器、麺つゆ入れ、盛鉢
※寸法・重さなどは個体差があります、多少の誤差はご了承くださいます様お願い致します。
※店舗でも販売しておりますので、在庫ありの商品でも稀にタイミングの差で売れてしまう場合があります。予めご了承くださいますようお願い致します。
※SOLD OUT(売り切れ)の場合、入荷日などを知りたい場合、お手数ですがCONTACT(問い合わせ)ページからお問い合わせください。
----------------------
■ ■ 商品説明 ■ ■
古代朱4寸片口 - 畠中昭一作
福井県鯖江市にて、60年以上にわたり漆塗りの伝統を守り続ける名工・畠中昭一さんが制作した逸品です。
伝統工芸士としての技術と美意識が詰まった「古代朱4寸片口」は、漆の滑らかな肌触りと深みのある美しい色合いが特徴です。
特徴:
こだわりの漆
畠中昭一さんが自ら精製した最上質の漆を使用。漆本来の滑らかさが手に心地よく伝わり、触れるたびにその品質の高さを実感できます。
古代朱の美しさ
下地に施された黒漆がところどころ透けて見えることで、色に奥行きと深みが生まれています。控えめな艶を持つマットな仕上がりが上品さを引き立て、食卓を華やかに彩ります。
用途の広さ
酒器としてお酒を注げば、その木の温もりと漆の滑らかさが手や口に優しく伝わり、お酒の席を一層豊かな気分にしてくれます。さらに、煮物鉢や麺つゆ入れとしても活用できる多用途な器です。
おすすめポイント:
伝統と実用性の融合
毎日使いたくなる、手触りの良さと実用性を兼ね備えた漆器です。一度手に取れば、その魅力に気づかれることでしょう。
お手入れを楽しむ
使い込むほどに漆器特有の風合いが深まり、長く愛用する楽しさがあります。
古代朱4寸片口は、ただの器ではなく、伝統と手仕事の温もりを感じられる逸品です。普段使いはもちろん、大切な方への贈り物としても喜ばれること間違いありません。ぜひこの機会に、畠中昭一さんの漆の世界をご堪能ください。
■この片口と一緒に使えるぐい呑みもあります。
https://nikko.thebase.in/items/20570956
https://nikko.thebase.in/items/20570080
ぜひ、セットで揃えてみてはいかがでしょうか。
■こちらの片口は大きいサイズもございます。
https://nikko.thebase.in/items/20639891
■この古代朱塗りは他のアイテムもございます。
https://nikko.thebase.in/categories/2207788
合わせてご覧ください。
片口のサイズは5寸・4寸の二種類があります。
サイズの比較


5寸(画像:右)
容量:約400cc(8分目)
4寸(画像:左)
容量:約180cc(8分目)
5寸はご家族やご友人が集まった時などに使える約400cc(8分目)が入るたっぷりサイズ。
4寸は日々の晩酌のお供にピッタリの1合(約180cc(8分目)サイズです。

凛とした佇まい、極上の塗りの片口。お酒の時間をより楽しくさせてくれる道具。
ぜひ、この良さを一度お試しください。
【現代の名工(卓越した技能者)】
伝統工芸士 畠中昭一(はたけなか しょういち)

◆畠中昭一 略歴
昭和16年 福井県鯖江市河和田町に生まれる
昭和34年 山田強漆器店に入社。山田社長に師事
昭和41年 独立し河和田町に畠山漆器工房を創立
平成 8年 第三十回全国漆器展 農林水産大臣賞 協力賞
平成 9年 通商産業大臣認定 伝統工芸士認定証取得
平成10年 越前漆器展覧会 グットデザイン商品部門 入賞
〃 デザインウェーブ福井展
日用品家事キッチン用品部門 部門賞受賞
平成11年 越前漆器展覧会 鯖江市議会議長賞 受賞
〃 越前漆器展覧会 グットデザイン商品部門 銀賞受賞
平成12年 第三十四回全国漆器展 中小企業庁長官賞 受賞
〃 越前漆器展覧会 現代漆器部門 金賞受賞
平成13年 第三十五回全国漆器展 日本経済新聞社賞 受賞
平成14年 越前漆器展覧会 越前漆器協同組合理事長賞 受賞
平成16年 第三十九回全国漆器展
日本漆器共同組合連合会理事長賞 受賞
平成18年 第四十一回全国漆器展 日本放送協会会長賞 受賞
平成20年 越前漆器展覧会 福井県知事賞 受賞
〃 丹南産業フェア2008 最優秀賞 受賞
平成21年 全国伝統的工芸品公募展
全国中小企業団体中央会長賞受賞
平成22年 越前漆器展覧会 福井県知事賞 受賞
平成25年 第五十回鯖江市美術展工芸部門 奨励賞受賞
〃 越前漆器展覧会 鯖江市市議会議長賞 受賞
平成29年 卓越した技能者(現代の名工) 選出
平成30年 叙勲 黄綬褒章 受賞
----------------------
職人歴65年の技が光る「塗りの技術」
昭和34年に漆の仕事をはじめた畠中昭一さん。
職人歴はなんと!65年を越える超ベテランの塗師。
長年、漆の世界で真面目に一生懸命頑張ってこられ、平成29年には「現代の名工(卓越した技能者)」に選出。その翌年には黄綬褒章も受賞されました。
83歳を越えた今でも現役で漆の制作に励んでおります。
漆の素材にも拘っております

日本で一年間で取れる純国産の漆は約2000キロほど、そのほとんどが国宝や重要文化財の修理に使われております。
そんな中、独自のルートで入手している純国産の漆を多く使用し一つ一つの漆器を作り上げております。
「天日の漆(手くろめ)」を自ら作ります

「天日の漆(手くろめ)」とは、夏の暑い日に5,6時間ほど絶えず混ぜながら、漆から少しずつ水分を飛ばしていく作業のことです。
これを行うことによって漆の粘度が上がり、漆を厚く塗ることができるようになります。
そうするとお布団やお米を天日干ししたようなふっくらと艶やかなで温かみのある仕上げになります。

一連の作業を畠中さんのご家族皆さんで行っております
国産天然木を使用し、下地(本堅地)から上塗り(完成)まで、畠中昭一さんのご家族の皆さんが一つ一つ手作業で制作しています。
家族だからできる細かな気配りと、長年塗りの仕事に携わっている技術の高さもあり完成度の高い漆器が生まれます。

----------------------
◆漆製品の修理・塗り直しについて◆
こちらの漆の製品は修理・塗り直しなども可能です。
長年使い込むと傷なども多く目立ってきたり、落としてカケてしまった!へこんでしまった!
そんな時は修理や塗直しも出来ます。
修理や塗り直すことで、買った時のよう新品状態に生まれ変わります!いや、漆がさらに厚塗りになるので新品以上に良くなります。
畠中さんが手間暇かけて制作した漆器。修理・塗り直しをして、末永くご愛用いただけたら幸いです。
修理の価格は
■お箸、スプーン類は2,200円ほど
■お椀、プレート類は2,750円ほど
価格は目安です。状態によってはもっと費用が掛かることがあります。
修理、塗り直しには3カ月ほどお時間がかかります。
詳しくはお問い合わせください。
----------------------
※当サイトで扱う作品は、手作業でひとつひとつ作っておりますので、表示した寸法と若干ことなる事がございます。
パソコン環境においても、色味や雰囲気にも差異が生じてる事もあります。あらかじめご了承ください。
----------------------