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粉引氷雪白 汲出し碗 作:谷井芳山・谷寛窯(信楽焼)
※こちらの作品は焼き上がり具合で色の出た方が変わります。
お届けする品も写真とは異なる場合があります。
予めご了承くださいませ。
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◆商品詳細◆
「 粉引氷雪白 汲出し碗 」
作者:谷井芳山 工房・谷寛窯
■寸法
直径10cm 高さ7cm
■重さ
185g
■容量
170cc(8分目)
■材質・質感
陶器 つるつる、所々にブツブツと凹凸箇所あり
■産地
滋賀県甲賀市信楽町 / 信楽焼 日本
■対応機器備考
※食器洗浄機 可〇 ※電子レンジ 可〇 ※オーブン 不可X ※直火 不可X
■おすすめ用途
湯呑・デザートカップ・小鉢
※寸法・重さなどは個体差があります、多少の誤差はご了承くださいます様お願い致します。
※店舗でも販売しておりますので、在庫ありの商品でも稀にタイミングの差で売れてしまう場合があります。予めご了承くださいますようお願い致します。
※SOLD OUT(売り切れ)の場合、入荷日などを知りたい場合、お手数ですがCONTACT(問い合わせ)ページからお問い合わせください。
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■ ■ 商品説明 ■ ■
陶芸作家・谷井芳山さん制作の汲出し碗。
粉引と呼ばれる技法のひとつで、鉄分の多い砂交じりの赤土に、信楽で一番白い粘土を泥漿状にし生地に浸り掛けする技法。
収縮率の違いで自然と現れる細かなひびの雰囲気がとっても味わい深い、芳山さんの代表作のひとつでもある「氷雪白(ひょうせつはく)」の作品。
歪みのある口部と丸みのある胴部で、佇まいはお抹茶碗のような雰囲気もあります。
削りを加えた高台部分も見どころで、削りのライン、赤土にぽつぽつと長石が現れ、薄っすら釉が被さった変化もあり、見る人を飽きさせません。
手した時に、手に優しい収まりほっこりとした気持ちになります。
この「粉引氷雪白汲み出し碗」は、当店で一番長く続いている品物で、かれこれ35年くらいが経ちます。その間、在庫が無くなっては作ってもらって、また無くなったら作ってもらってを繰り返し35年。超ロングセラーの汲み出し碗です。
◆氷雪白(ひょうせつはく)の名前の由来 -谷井芳山-
氷雪白が完成に近づいた頃、大地の上に雪が降り積もり、まるで白い雪の上に氷が貼っているように観える様を感じて名付けました。
◆氷雪白の誕生でのエピソード -谷井芳山-
芳山という号がまだ名付けられていない23歳の頃、焼き物の原点は土(粘土)から、 そして器の色は「白」をテーマにして研究が始まり、独立して最初に手がけた技法の一つです。
本当は最初「御本手(ごほんて:含まれている鉄分が焼成の時の条件によって淡い紅色の斑点として現れること)化粧」という技法を表現したくて、まず土の研究から入りました。
たくさんの材料の組み合わせの中に見つけた一片のテストピースの中に、一つだけぐちゃぐちゃにひび割れた焼き物が窯の中から出てきたときに、なぜかそれに目が奪われました。
普通ではそれは失敗の破片ですから捨ててしまう物でしたが、不思議なことに目的としていた御本手はいったん休めてしまい、そのひび割れのモノをなんとか作品に出来ないかと、試行錯誤しながら2年間の研究を費やしてしまうことになりました。
そしてやっと25歳の時、焼き物の世界でどこにも見当たらない自分だけのオリジナルの技法が完成いたしました。
その後和食器を中心に、氷雪白シリーズの展開が始まり多くのレパートリーが生まれてゆきました。
そしてその後に、目的にしていた「御本手化粧」が一年後に出来上がってゆくのです。
■谷井芳山制作の湯呑は他にもございます。
https://nikko.thebase.in/categories/2171002
■「氷雪白シリーズ」は他の形状もございます。
https://nikko.thebase.in/categories/2171000
合わせてご覧くださいませ。
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◆谷井芳山 陶歴
1953年 奈良県に生まれる
1975年 大阪芸術大学陶芸専攻卒業
1983年 谷寛窯(三代目継承)芳山と号す(東大寺上司永慶氏命名)
1995年 塩窯築炉 初窯
1998年 個展「信楽の焼き物展」(にっこう生活館)
1999年 東大寺第215第別当、上司永慶大僧晋山式に信楽の緋色
を焼き上げた湯呑、茶碗八百個制作
2000年 穴窯築炉、初窯「火舞玄耀窯」を命名
サントリーの樽材を燃料とした穴窯築炉、初窯
サントリーの樽灰による釉薬を研究、開発、商品化
2002年 穴窯緋色窯築炉
THE Ceramic surfaceに掲載される
(信楽緋色大皿NightSky)
2003年 第一美術展入選、京都市市長賞受賞
京都大徳寺聚光院、焼締め大皿(無心)を納める
2004年 第一美術展第75回記念展佳作賞受賞 (信楽大壺)
個展
第二回紫香楽の焼き物展「春に舞う」(にっこう生活館)
個展 京都光明院
2006年 上司永慶 谷井芳山「えにしふたり展」奈良東大寺
2008年 個展 紫香楽物語「源」陶展(にっこう生活館)
2009年 土喜友の会 秀作展出展(信楽伝統産業会館)
2013年 MICHAEL POSNER AND FRIENDS
"MICHAEL POSNER & HOZAN TANII 展"
(ロンドン KOUKAN gallery)
第20回東大寺福祉事業団 チャリティー作品展(第1回より続
けて参加)
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※当サイトで扱う作品は、手作業でひとつひとつ作っておりますので、表示した寸法と若干ことなる事がございます。絵付けや色などもその時によって変わることがあります。
パソコン環境においても、色味や雰囲気にも差異が生じてる事もあります。あらかじめご了承ください。
お届けする品も写真とは異なる場合があります。
予めご了承くださいませ。
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◆商品詳細◆
「 粉引氷雪白 汲出し碗 」
作者:谷井芳山 工房・谷寛窯
■寸法
直径10cm 高さ7cm
■重さ
185g
■容量
170cc(8分目)
■材質・質感
陶器 つるつる、所々にブツブツと凹凸箇所あり
■産地
滋賀県甲賀市信楽町 / 信楽焼 日本
■対応機器備考
※食器洗浄機 可〇 ※電子レンジ 可〇 ※オーブン 不可X ※直火 不可X
■おすすめ用途
湯呑・デザートカップ・小鉢
※寸法・重さなどは個体差があります、多少の誤差はご了承くださいます様お願い致します。
※店舗でも販売しておりますので、在庫ありの商品でも稀にタイミングの差で売れてしまう場合があります。予めご了承くださいますようお願い致します。
※SOLD OUT(売り切れ)の場合、入荷日などを知りたい場合、お手数ですがCONTACT(問い合わせ)ページからお問い合わせください。
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■ ■ 商品説明 ■ ■
陶芸作家・谷井芳山さん制作の汲出し碗。
粉引と呼ばれる技法のひとつで、鉄分の多い砂交じりの赤土に、信楽で一番白い粘土を泥漿状にし生地に浸り掛けする技法。
収縮率の違いで自然と現れる細かなひびの雰囲気がとっても味わい深い、芳山さんの代表作のひとつでもある「氷雪白(ひょうせつはく)」の作品。
歪みのある口部と丸みのある胴部で、佇まいはお抹茶碗のような雰囲気もあります。
削りを加えた高台部分も見どころで、削りのライン、赤土にぽつぽつと長石が現れ、薄っすら釉が被さった変化もあり、見る人を飽きさせません。
手した時に、手に優しい収まりほっこりとした気持ちになります。
この「粉引氷雪白汲み出し碗」は、当店で一番長く続いている品物で、かれこれ35年くらいが経ちます。その間、在庫が無くなっては作ってもらって、また無くなったら作ってもらってを繰り返し35年。超ロングセラーの汲み出し碗です。
◆氷雪白(ひょうせつはく)の名前の由来 -谷井芳山-
氷雪白が完成に近づいた頃、大地の上に雪が降り積もり、まるで白い雪の上に氷が貼っているように観える様を感じて名付けました。
◆氷雪白の誕生でのエピソード -谷井芳山-
芳山という号がまだ名付けられていない23歳の頃、焼き物の原点は土(粘土)から、 そして器の色は「白」をテーマにして研究が始まり、独立して最初に手がけた技法の一つです。
本当は最初「御本手(ごほんて:含まれている鉄分が焼成の時の条件によって淡い紅色の斑点として現れること)化粧」という技法を表現したくて、まず土の研究から入りました。
たくさんの材料の組み合わせの中に見つけた一片のテストピースの中に、一つだけぐちゃぐちゃにひび割れた焼き物が窯の中から出てきたときに、なぜかそれに目が奪われました。
普通ではそれは失敗の破片ですから捨ててしまう物でしたが、不思議なことに目的としていた御本手はいったん休めてしまい、そのひび割れのモノをなんとか作品に出来ないかと、試行錯誤しながら2年間の研究を費やしてしまうことになりました。
そしてやっと25歳の時、焼き物の世界でどこにも見当たらない自分だけのオリジナルの技法が完成いたしました。
その後和食器を中心に、氷雪白シリーズの展開が始まり多くのレパートリーが生まれてゆきました。
そしてその後に、目的にしていた「御本手化粧」が一年後に出来上がってゆくのです。
■谷井芳山制作の湯呑は他にもございます。
https://nikko.thebase.in/categories/2171002
■「氷雪白シリーズ」は他の形状もございます。
https://nikko.thebase.in/categories/2171000
合わせてご覧くださいませ。
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◆谷井芳山 陶歴
1953年 奈良県に生まれる
1975年 大阪芸術大学陶芸専攻卒業
1983年 谷寛窯(三代目継承)芳山と号す(東大寺上司永慶氏命名)
1995年 塩窯築炉 初窯
1998年 個展「信楽の焼き物展」(にっこう生活館)
1999年 東大寺第215第別当、上司永慶大僧晋山式に信楽の緋色
を焼き上げた湯呑、茶碗八百個制作
2000年 穴窯築炉、初窯「火舞玄耀窯」を命名
サントリーの樽材を燃料とした穴窯築炉、初窯
サントリーの樽灰による釉薬を研究、開発、商品化
2002年 穴窯緋色窯築炉
THE Ceramic surfaceに掲載される
(信楽緋色大皿NightSky)
2003年 第一美術展入選、京都市市長賞受賞
京都大徳寺聚光院、焼締め大皿(無心)を納める
2004年 第一美術展第75回記念展佳作賞受賞 (信楽大壺)
個展
第二回紫香楽の焼き物展「春に舞う」(にっこう生活館)
個展 京都光明院
2006年 上司永慶 谷井芳山「えにしふたり展」奈良東大寺
2008年 個展 紫香楽物語「源」陶展(にっこう生活館)
2009年 土喜友の会 秀作展出展(信楽伝統産業会館)
2013年 MICHAEL POSNER AND FRIENDS
"MICHAEL POSNER & HOZAN TANII 展"
(ロンドン KOUKAN gallery)
第20回東大寺福祉事業団 チャリティー作品展(第1回より続
けて参加)
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※当サイトで扱う作品は、手作業でひとつひとつ作っておりますので、表示した寸法と若干ことなる事がございます。絵付けや色などもその時によって変わることがあります。
パソコン環境においても、色味や雰囲気にも差異が生じてる事もあります。あらかじめご了承ください。